「不幸を量産」する人の特徴
どうも。
無料学習塾ふらいおんメンバーの野田です。
今回も幸福関連の話をしていきたいと思います。
①「不幸を量産する人」とは?
結論から言います
不幸を量産する人とは、
自身の不幸を解決しようとせず、更には自身と同じ不幸を周りの人にも押し付ける人のことです。
順番に説明します。
前半部分の「自分の不幸を解決しようとしない」というのは、前回の記事でも述べた「正しく悩む」ことをせず「嘆くばかり」している人のことです。
不幸な状態に安住して、変えようとしない人ですね。
・後半部分「周りの人にも不幸を押し付ける」というのは、本当に悪質です。
「自分が苦労したんだから他人も苦労しないと気が済まない」という誰も何も得をしない考え方をしています。
※同調圧力とも関係してきますが、今回は同調圧力に関しては述べません。また後に記事を書きます。
「自身の不幸・課題を解決する」ではなく「他人にも不幸・課題を負わせる」という方向に向いてしまっています。
自分の課題解決に注力せず、他人の課題生産に注力するという、なんとも愚かな行為です。
②なぜ「不幸を量産する人」は生まれるのか?
ではなぜ、このような生産性の欠片もない行動をする人が生まれてしまうのでしょうか?
答えは簡単。
自他比較が癖になっている人と他人に期待しすぎる人が「不幸を量産する人」に変貌するからです。
解説します。
自他比較とは、読んで字のごとく「自分と他人を比較する」ことです。
これだけ聞けば悪いことではないように思いますが…
自他比較は羨ましさや嫉妬を産みます。
他人の秀でている部分を見て、「見習って自分も成長しよう!」というように前向きに捉えることができる人であれば良いのですが、大半の人はそうではありません。
他人の秀でている部分を見ると、劣等感を刺激され、その人への攻撃性として出るのです。
細かいことは省きますが、これは元来人間にプログラムされている性質とのこと。
他人と自分を比較する癖がついているため、自分が不幸に思えてくる。そして、自分の不幸を紛らわそうとするあまり、他人にも不幸になることを要求するのです。
他人に期待しすぎる人も、同じような性質を持っています。自分の中ではなく外側、つまり他人に物事を求める癖がついているため、物事がうまくいかないと環境や他人のせいにします。
もちろん、本当に環境や周りの人がファクターとなっている場合もありますが、そのときは自分がその場から退けば良いだけです。
他人に期待する(他力本願である)があまりに、自分が不幸を感じているのは自分のせいではなく他人のせいという認識が常に頭を支配しています。
そうすると、より自分は不幸だと思うようになり、他人への攻撃性が増す…
完全に悪循環です。
こういった悪循環の末に出来上がるのが、「不幸を量産する人」なのです。
③「不幸を量産する人」にならないためには
では、「不幸を量産する人」にならないためにはどうすれば良いのでしょうか?
もうお気づきかもしれませんが、先程述べた「不幸を量産する人」になる考え方をしなければよいのです。
つまりは…
・自他比較をやめる
・他人への過度な期待をしないようにする
これだけで回避できます。
自他比較をやめて、過去の自分と今の自分を比較するようにします。
すると、どこか成長したか、どこが欠点なのかが正確に見えてきます。
他人への過度な期待を捨てると、本当に楽になります。
「失望」や「ガッカリ」という感情は、他人に期待をするから生まれる感情ですよね。
そもそも他人に期待せずに自分で行動していれば「失望」なんて感情とは無縁のはずです。
「かなりドライだなぁ」という感想を持たれるかもしれませんが、
不幸を撒き散らす人に比べたら100倍マシです。
「不利益を与えてくる人」か「何もしてこない人」なら、どちらが無害かは言うまでもありませんよね。
④まとめ
どうでしたか?
読む人によっては賛否別れそうな内容ではありましたが、考えるきっかけにはなったと思います。
次回は、今回の記事でも少し触れた「同調圧力」と「思考停止」というテーマで記事を書こうと思います。
ではまた。