幸福度に影響を及ぼす行動5選
どうも。
無料学習塾ふらいおんメンバーの野田です。
今回は「幸福度」について。
人間の幸福度を大きく上げてくれる行動を紹介していこうと思います。
是非、意識的に生活の中に組み込んでいきましょう。
①日光を浴びる
日光は、人間の活動に欠かせないエネルギーです。
日光を浴びることで、幸せホルモンと呼ばれる「セロトニン」の分泌が促進されます。
更に、朝に太陽を浴びることによって体内時計の調節ができ、夜に自然な睡眠を促してくれます。
逆に、太陽を浴びずにいると この「セロトニン」がうまく分泌されず、幸せを感じづらくなってしまう上、夜もうまく寝付けなくなってしまいます。
この、「日光が幸福度に影響を及ぼす」というのは各種データで既に証明されていて、例えば日本の東北にあたる秋田県では、日照時間が少ないがために鬱病の発生リスクが跳ね上がっています。
日照時間が少ない場所であったり、天気が悪い時は別ですが、基本的に日光を浴びるのは誰でも簡単に0円でできます。
やらない手はありませんので、生活の中に入れ込みましょう。

②運動をする
こちらも有名ですが、運動が習慣づいている人とそうでない人とでは鬱病の発生リスクがはるかに違います。
運動といっても、激しい運動を長時間する必要はなく、軽いウォーキングやジョギングを10〜20分程度で十分です。
運動は、ジョギングやサイクリングなどの「有酸素運動」と筋トレなどの「無酸素運動」に大きく分けられますが、ストレス低減に効果が高いとされているのは「有酸素運動」です。
朝に公園などにジョギングをしにいくと、日光を浴びることもできる上に有酸素運動にもなるので、最強の健康習慣といえるでしょう。
こちらも誰でも無料でできます。

③読書をする
イギリスのサセックス大学の研究によると、6分間の読書によってストレスが68%も低減されたという報告があります。
人間のストレスは、主に「過去への後悔」と「未来への不安」からくるものなのですが、読書をしている間は脳が文字を読むのに必死になるため、他のことを考える余裕が無くなり、結果的にストレスが低減されるといわれています(いわゆるマインドフルネスというものです)。
更には、読書週間と年収には明確な相関があり、読書する人とそうでない人では所得にも影響が出てきます。
ストレスも減り、年収もアップする
やらない理由がありません。

④瞑想
最近では、「瞑想は怪しい」というような意見も少なくなってきており、正しい知識が広がっていることを実感する反面、まだ瞑想について深く知る人も少ないのが現状です。
瞑想については、とても面白いデータがあります。
「世界で1番幸せな人」と呼ばれるマチウ・リカールさんという人がいます。
「世界で1番幸せな人」というのは、ただのイメージではなく、実際にアメリカのウィスコンシン大学で行われた幸福に関する研究結果に基づいています。
このマチウ・リカールさんは、元々はフランス人であり、パスツール研究所という場所で分子遺伝学の研究をしていました。
30歳の時に出家。チベット仏教の僧侶となります。
僧侶になった彼は3年間、ひたすら「瞑想」にふける期間を設けました。
瞑想の技術を会得したマチウ・リカールさんは、ボランティアでウィスコンシン大学の研究に参加。数百人の脳波を測定した結果、瞑想している状態のマチウ・リカールさんの脳が最も幸福を感じている状態であるとの結論がでました。
世界一幸せな人は、瞑想をしている人だったのです。
この「瞑想」に関しては、経験と技術が必要なので、誰でもすぐにできるようになるわけではありません。
ですが、今はインターネットで瞑想の解説等もたくさんあります。
その上、1度できるようになってしまえばずっと0円です。
私も1年ほど瞑想を練習し、今でも実践していますが、自分でも驚くほどストレスが無くなります。
やってみるだけならタダなので、本当に1度試してみてほしいと思います。

⑤7時間以上の睡眠
敢えて「7時間以上」と表記したのは、人間の適切な睡眠推奨時間が7時間であるからです。
もちろん、多少の個人差はありますが、大抵の人は「1日7時間」が適切とされています。
睡眠時間が「6時間未満」になってしまうと、睡眠を取っているにも関わらず、疲労は回復しきれずに「睡眠負債」というものがどんどんと溜まっていきます。
この「睡眠負債」は、週末に一気に睡眠を取ったとしても回復はしないといわれており、1日6時間未満の睡眠が続いた人は心臓病などのリスクが高くなってしまいます。
「人生の1/3は睡眠」という表現のされ方がありますが、結局はどう睡眠をしているかで起きている時のパフォーマンスも変わってくるので、「人生の全てを司っている」といっても過言ではありません。
睡眠は、全ての物事のなかで第一優先にしましょう。
時間が無くて睡眠を削るというのは間違いなく悪手です。
睡眠時間だけは死ぬ気で確保しましょう。

まとめ
いかがでしたでしょうか?
昨今、「お金があれば幸せ」という価値観も古いと言われるようになってきました。
もちろん、お金はとてつもなく重要です。しかし、年収800万円以上の収入アップは、幸福度に影響しないことも数値がでています。
今回挙げた、「幸福度を高める行動」も、ほとんどが誰でも無料でできてしまうものばかりです。
他者と自分を比較するのではなく、「自分自身」に焦点当て、幸福を増やす行動をしていきましょう。
ではまた。