必須の技術「アンガーマネジメント」。

どうも。

無料学習塾ふらいおん メンバーの野田です。

今回は「アンガーマネジメント」について。

怒りとはなんなのか、
どこからくるのか、
どうコントロールするのか。

怒りの正体を理解することで、自身の感情を統制していきましょう。

ではさっそく本編へ。



目次
「アンガーマネジメント」とは?
「怒り」とはなにか?
「怒る」となにがマズい?
「怒る」と「叱る」の違いは?
どうすれば怒りを発生させないorコントロールできる?
まとめ
「アンガーマネジメント」とは?
直訳すると、「怒りの制御/統制」という意味になります。

人間誰しも、怒りを覚えることがあります。

怒りっぽい人もいれば、温厚な人もいる。

しかし、「感情にまかせたままに怒りを外に出す」という反射的な行動は、自分自身も周りの人も滅ぼしかねません。

そこで、怒りとはなにか、具体的にどのような対策があるのか、どのようなことを意識すれば良いかというようなことを教えてくれる「怒りの説明書」が「アンガーマネジメント」です。



「怒り」とはなにか?
そもそも、「怒り」とはなんなのでしょうか。

怒ることが人間にとって全く必要でないのならば、そもそも備わっていないはずでしょう。必要であるから存在するのです。

では、どのような時に必要になるのでしょうか。

それは

「自分の身を守る時」

です。

怒りは、自分の「こうするべき」「こうあるべき」「こうして欲しい」という信念と、現実や相手の行動が合致しなかった時に発生します。

自分の立場を守ったり、自分が正しいという主張を是が非でも通したい時などに人は「怒り」ます。

更に、怒りは「2次的感情」であり、その後ろには真の感情である「1次感情」が控えています。

例えば、研修担当の上司と、その部下の研修生がいたとしましょう。

1回の研修が終わり、なにやら2人が揉めています。

上司は、「研修で見学をしたんだから、なぜ仕事がわからないんだ!」と怒っており

部下は「短い時間、それに1回きりの研修で全ての仕事が把握できるわけがない!」と怒っています。

これは、上司は部下に対して「1回の研修で仕事は覚えて、こなせるようになるべきだ」という思想をもっていますし、

部下は上司に対して「研修は丁寧に、複数回することで仕事をわかりやすくするべきだ」という思想をもっています。

1次感情に注目してみましょう。

上司は指導が届いていなくて「虚しい」であったり、この理解度では自分の面目が危ういという「焦り」の感情が裏に控えています。

一方、部下はおいつめられて「怖い」であったり、自分の意見をわかってくれなくて「悔しい」「つらい」という感情が裏にあります。

特に、「焦り」「恐怖」「悔しい」「寂しい」等の1次感情は「怒り」に変化するトリガーになりやすいです。



「怒る」となにがマズい?
「自己防衛なのであれば、怒ることは悪いことじゃない」という声が聞こえてきそうですが、もちろん、時には自分の身を守るために怒ることも必要でしょう。

しかし、「怒る」というのは癖になりやすいんです。

人間は他人に対して怒ることでドーパミンが発生し、一時的に興奮状態になります。そうすると怒りが怒りを呼び、更に怒りやすくなる。1回の怒りで完結すればいいのですが、後々響いてしまうのが「怒り」の怖いところです。

加えて、「怒る」というのは人との関係を悪くしてしまう側面もあります。感情にまかせて怒る人は信頼されにくいですし、残念ながら近くにいたいと思われることも少ないでしょう。

さらに、「怒る」行為にはすさまじいエネルギーが必要です。怒りまくった日は神経疲労がたっぷり溜まってしまい、疲れ、イライラして、また怒る…という負のスパイラルにはまってしまうこともあります。



「怒る」と「叱る」の違いは?
ここではっきりとさせておきたいのは、「怒る」と「叱る」の違い。

「怒る」はさっきも述べた通り、自分の感情に振り回されている状態。統制が効いていない状態です。

「叱る」は意図的なものであり、心の中にはある種の「余裕」があります。相手に変えて欲しい考え方や行動があったとき、「どう言えば効果的か」「どう感情を出せば伝わるか」等を考える余地があります。

教育現場にいて見かけるのが、「怒る」と「叱る」が曖昧になっている人。

感情にまかせて「怒る」ことを「叱る」ことだと勘違いしてしまっています。

もっと言えば、「叱る」ことに「怒りの感情」は必要ありません。

相手の行動に対して論理的に諭す能力があるのであれば、大声を出す必要も感情を高ぶらせる必要もないのです。



どうすれば怒りを発生させないorコントロールできる?
では、具体的にどうすれば怒りを生まれさせずに済むのでしょうか。また、生まれてしまった怒りをコントロールできるのでしょうか。

①こだわりを捨てるor他人にこだわりを当てはめない

1番手っ取り早いのは、自身がこだわりを捨てることです。

こだわりを減らせばその分相手に対して「こうするべき」という制約が減るので、怒りは感じにくくなるはずです。

しかし、自分のこだわりを完全に捨てるのは簡単なことではありません。

もっといい方法は「他人は別の生き物であり、別の価値観で生きている」と強く意識することです。

そうすることで他人に対して「こうすべき」という価値観の押し付けをしなくて済むようになります。

他人の行動を変えたいと強く思ってしまって怒りやすいという人は、その人にはその人の価値観があると割り切り、無視できる状況なら無視してしまうのがお互いにとって1番良いです。

基本的に、他人の行動を変えることは不可能です。

その人の行動を変えることができるのはその人だけなので、他人の行動を変えることにエネルギーを割くのではなく、自分がより良い人になるためにエネルギーを使いましょう。



②1次感情に目を向ける

先程もお話した通り、「怒り」の裏にはそのトリガーとなる本当の感情があります。

そこに目を向けずに放置してしまうと、解決からは遠ざかってしまいます。

自分の怒りの裏にはどういう感情があるのか。

「こうしてほしい」「ああするべきだ」という「期待」か?

「早くしなくちゃならない」という「焦り」か?

「わかってくれない」という「哀しみ」や「寂しさ」か?

怒りに身をまかせなくても、別のことで解決できるはずです。



③「怒りを感じている」と認識し、1度立ち止まる

人間の怒りの感情は、そう長くは続きません。

カッとなってしまったとして、それが3時間後も続いているかというと、さすがに人間にはそれほどのエネルギーはありません。

個人差はありますが、だいたい6〜7秒で「突発的な怒り」はおさまると言われています。

自分が「怒りを感じているな」と思ったら、深呼吸をしたり、目をつぶったり、水を飲んだりしてやりすごすことができます。

怒りやすい人は1度これを試してみてください。

人間の怒りは、思ったよりもすぐにクールダウンすることが認識できるはずです。



まとめ
いかがでしたでしょうか?

正体不明だった「怒り」も、知識を得て理解することで統制が可能です。

元々怒りやすい、怒りにくいという気質ももちろんあるのですが、「アンガーマネジメント」は「技術」ですので、練習次第で誰でも習得可能です。

人生の幸福度も段違いに上がるので、もっと知りたい方はより詳しく勉強してみることをおすすめします。

ではまた。
2021-06-01

初めての方へ

私たち「NPO法人ふらいおん」ができた理由や、これまでやってきたこと、これからのこと

→詳細を見る

無料学習塾

子供たちに「無料で」「質の高い」教育をお届けするための活動です。

→ホームページを見る

寄付

私たちの活動は、皆様の支援・寄付によって成り立っています。是非、ご協力をお願いいたします。

→寄付する

TOPへ